Little Wing

カメラを持って、山に登ったり街を歩いたりします。

雨の霧ヶ峰を歩く 八島湿原から蝶々深山、車山を時計回りに周回

2022年9月3日、霧ヶ峰を歩いてきました。 DSCF1442.jpg

天候次第では八島湿原と車山をそれぞれ車で回ろうかと考えていましたが、駐車場に着くと霧が出ている程度だったので、周回することにしました。八島湿原から蝶々深山を経て車山へ、そして八島湿原に戻る時計回りのコースです。
7月、8月は結局高尾にしか行けませんでした。そろそろどこか遠くに行きたい、でもこの週末も天気予報はいまいち。天気が悪くても楽しめそうなところ、ということで霧ヶ峰を選びました。車山では想定以上の大雨に遭遇しましたが、静かな雨の湿原と高原歩きを堪能しました。
写真はすべてGFX50SⅡ/GF35-70mmF4.5-5.6WRの組み合わせです。

1.八島湿原を歩く

朝6時過ぎ、八島湿原から歩き始めます。木道が整備されていて、駐車場からすぐなので、ここだけなら登山装備でなくても歩けます。 DSCF1386.jpg DSCF1387.jpg DSCF1388.jpg

霧に煙る湿原がなんともよい雰囲気。 DSCF1413.jpg DSCF1393.jpg DSCF1403.jpg

湿原を抜けると樹林帯に入ります。蜘蛛の巣が美しい。 DSCF1415.jpg DSCF1420.jpg

2.物見岩から蝶々深山へ

徐々に標高を上げていきます。 DSCF1439.jpg DSCF1446.jpg

7時20分、物見岩に到着。ここまでは時折小雨が降る程度で、レインウェアもいらないくらい。風も穏やかです。 DSCF1454.jpg

天候のせいかビーナスラインの車の音もなく、鳥や鹿の声しか聞こえません。しばしぼんやり休憩。こういう瞬間が自分の人生に大事だなあと改めて思いました。 DSCF1461.jpg

蝶々深山へ向かいます。 DSCF1467.jpg

7時45分、蝶々深山に到着。ここも静かなピークを独り占め。ここまで鹿を見かけた程度で、誰にも会っていません。 DSCF1483.jpg

3.車山から八島湿原へ

車山に向かいます。 DSCF1485.jpg DSCF1494.jpg

雲が流れてレーダードームが見えました。 DSCF1490.jpg

8時10分、車山乗越。そういえば、このあたりでYAMAPに「近くにユーザーがいます」と通知がありましたが、人影はまったくなかったんです。なんだったのかな。 DSCF1506.jpg

最後の短い急登を登って、8時25分、車山山頂に到着です。 DSCF1514.jpg

ここで突然大雨に。リフト乗り場横の避難所で待機させてもらいました。雨が弱まったのを見て車山肩に出発しましたが、途中で再び大雨。登山道が川になっていました。ということで、しばらく写真なしです。車山肩についた頃に、やっと小降りになりました。 DSCF1522.jpg

八島湿原に戻ります。 DSCF1525.jpg DSCF1527.jpg

10時頃に本御射山(もとみさやま)神社に到着。このあたりは鎌倉、室町時代には武士たちの競技大会が開かれていたそうです。なんだか独特の雰囲気。 DSCF1536.jpg

ヒュッテみさやま前の小川を渡ります。外から覗くと、すてきな山小屋でした。いつか行ってみたい。 DSCF1541.jpg DSCF1544.jpg

八島湿原に戻ると、晴れてきました。駐車場手前のベンチでしばしお昼休憩。 DSCF1551.jpg DSCF1548.jpg

最後はまた大雨。急いで車に戻りました。 DSCF1572.jpg

初めての霧ヶ峰でしたが、しっとりした雰囲気の中をのんびり歩くことができてよかったです。ここならおじいさんになっても歩けそう。違う季節、次は晴れた日にまた行きたいと思います。
雨や雲がある風景も良いのですが、そろそろ「うひゃー」っていう晴天の高山の絶景を楽しみたいですね。

4.YAMAPの記録はこちら

コースの詳細などはこちらをご覧ください。

yamap.com