2022年12月25日、西丹沢の畦ヶ丸(あぜがまる)に登りました。
気が付けば世間はクリスマスシーズン。12月はまだ山に行けてないなあと思いつつ、この日は午後に予定があったため、早めに下山できて人の少なそうなところ、そして今年のテーマである「まだ登ったことのない山に登る」に合致する山はどこかな。ということで、好きな西丹沢エリア、そしてまだ未踏だった畦ヶ丸を選びました。
写真はすべてGFX50SⅡ/GF35-70mmF4.5-5.6WRの組み合わせです。
1.沢沿いの道を歩く
朝6時過ぎ、西丹沢ビジターセンターに到着。すでにビジターセンター駐車場は満車、向かいの駐車スペースに車を止めました。こちらも既に半分ほどの埋まり具合でした。
明るくなるのを待ちながら、朝ご飯を食べ、装備を整えて7時前に出発です。畦ヶ丸へのルートは、まずビジターセンター裏手の吊り橋を渡ります。
しばらく沢沿いの道を歩きます。冬の早朝の冷たい空気の中を歩くのが楽しい。
標識やピンクテープ、ケルンがたくさんあるので、迷うことはありません。
40分ほどで下棚(しもんだな)に到着。枯れた雰囲気がすばらしい。なお、滝の左手上部の岩が崩落していて、ビジターセンターに注意喚起の貼り紙がありました。左手に回り込めばもっと滝に近づけるのですが、今回はやめておきました。
手ぶれ補正を活かして手持ち1/4秒。沢沿いの道は写真を撮るのが楽しくて、なかなか進みません。
一部に橋がなく、岩をつたって渡渉する箇所があります。しぶきが凍りついている岩もあるので、足を置かないよう注意が必要です。
2.ブナの稜線を歩く
沢沿いの道が終わると、しばらくやや急な樹林帯を登っていきます。
稜線に出ると、標高1,000mあたりで美しいブナ林になります。
ブナの白い樹肌と青空のコントラストがいいですね。
畦ヶ丸は、山頂まで木々に囲まれていて眺望の良い山ではありませんが、冬は葉を落とした木々の間から相模湾や南アルプスなどがチラリと見えます。
3.山頂に到着、そして下山
9時40分、山頂に到着です。ここまで誰にも会いませんでした。みんな檜洞丸に行ったのかな。
山頂からは富士山がチラリ。西丹沢から眺める富士山は近く感じます。
畦ヶ丸は、噂に違わぬすばらしい山でした。次はシロヤシオと新緑の輝く初夏に登りたいです。そして西丹沢はやっぱりいいです。静かで落ち着いた雰囲気が好きです。前回はコロナが騒がれ出した2020年3月の檜洞丸でしたね。こちらもまた登りたい山です。
丹沢・檜洞丸 ミツマタと富士山の眺めを楽しむ春の西丹沢ハイキング - Little Wing
ところで、ここ最近は山や写真に対するモチベーションが落ち気味です。この日も前日にパッキングは完了していたものの、朝は二度寝の誘惑と闘いながら、やっと起床して出発しました。行ってしまえば山を歩き、写真を撮ることがとても楽しくて、「やっぱり来てよかったなー」となるのですが。今後も誘惑に負けず、しっかり山に行き、写真を撮り続けたいと思います。
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