Little Wing

カメラを持って、山に登ったり街を歩いたりします。

北八ヶ岳・蓼科山〜双子山 大河原峠から蓼科山へ 山頂からの大展望、美しい森と池めぐり

2023年8月4日、北八ヶ岳蓼科山と双子山に登りました。 DSCF7213.jpg

前回のニュウに続いて、北八ヶ岳に行ってきました。今回は八ヶ岳最北部に位置する蓼科山と双子山です。
この日は午後から天気が崩れる予報。夏山の計画の中から、コースタイムが短めのルートを選択しました。まず蓼科山に登ってから、北八ヶ岳の森を歩いて亀甲池、双子池と山上の池を巡り、最後は双子山へ。短いながら充実したコースで夏山を堪能しました。
写真はすべてGFX50SⅡ/GF23mmF4 R LM WR・GF35-70mmF4.5-5.6 WRの組み合わせです。

1.大河原峠から蓼科山

朝6時、大河原峠を出発。すでに標高は2千mを超えています。気温は20度以下と、東京から来るととても涼しく感じます。平日ということもあってか、駐車場の入りは3台程度でした。 DSCF6814.jpg

北側には浅間山が見えていました。 DSCF6816.jpg

初めは笹の樹林帯です。 DSCF6826.jpg DSCF6835.jpg

登るにつれて、次第に苔の森に。 DSCF6866.jpg DSCF6849.jpg

北八ヶ岳の森らしい、よい雰囲気です。 DSCF6904.jpg DSCF6892.jpg

目指す蓼科山が見えました。 DSCF6894.jpg DSCF6911.jpg

将軍平にある蓼科山荘に到着。ここで複数のコースが交わります。 DSCF6934.jpg

ここから蓼科山に向かって、岩がゴロゴロした急登になります。小さな子もがんばって登ってました。 DSCF6937.jpg

振り返ると、蓼科山荘が小さく見えます。 DSCF6941.jpg

7時45分、山頂に到着です。北アルプスがよく見えていました。槍ヶ岳と大キレットのおかげですぐ分かりますね。 DSCF6952.jpg

本当に広い山頂です。山頂からは、美ヶ原と霧ヶ峰、その向こうに北アルプス。そして御嶽山、中央・南アルプスなどなどすべて見えます。 DSCF6966.jpg

登山者の向こうに南八ヶ岳の山々と右奥は南アルプスDSCF6996.jpg

2.蓼科山を降りて天祥寺原と池巡り

絶景を堪能したら、将軍平へ戻って、天祥寺原へ向かいます。涸れ沢を降って行きます。雲が湧いてきた。 DSCF7058.jpg

降り立った天祥寺原への道は、海外のトレイルのようで(行ったことないけど)、歩きやすく気持ちよかったです。 DSCF7069.jpg

蓼科山を振り返る。空の青さと雲の白さ、いいですね。夏山感。 DSCF7082.jpg DSCF7097.jpg

天祥寺原から直接大河原峠に戻ることもできます。雲が湧いてきたので迷いましたが、予定どおり双子山方面へ。 DSCF7098.jpg

亀甲池に到着。水は少ないですが、良い雰囲気でした。しばし休憩。 DSCF7118.jpg

しっとりした森を降りて、双子池へ。 DSCF7129.jpg DSCF7130.jpg

こちらは双子池の雌池。キャンプ指定地になっています。こんなところに泊まれたらいいですねえ。 DSCF7144.jpg

3.双子山の稜線を楽しむ

続いて双子山を目指します。笹と針葉樹の森を登りきると、突然視界が開けます。 DSCF7178.jpg

いきなり草原地帯に出ます。左手には蓼科山と北横岳。このあたりはトンボがたくさん飛んでいました。小さく写っているのはゴミや埃ではなく、全部トンボです。こういうとき、みんな処理するんだろうか。 DSCF7228.jpg

双子山山頂に続く稜線。ここは本当に気持ちが良いところでした。天気も持ちそうなので、ここでのんびりお昼休憩。 DSCF7213.jpg

右手の佐久側は笹が茂っています。 DSCF7207.jpg

双子山から大河原峠までは、コースタイムで20分ほど。ここならおじいさんになっても来れるかな。

4.YAMAPの記録はこちら

コースの詳細などはこちらをご覧ください。

yamap.com

蓼科山から双子山までのルートは、蓼科山からの絶景はもちろん、美しい北八ヶ岳の森や池、そして双子山の稜線と楽しみが凝縮されている素晴らしいコースでした。体力と時間に余裕があれば、ぜひおすすめします。八ヶ岳は色々な表情があってますます好きになりました。 DSCF6949.jpg