前回のニュウに続いて、北八ヶ岳に行ってきました。今回は八ヶ岳最北部に位置する蓼科山と双子山です。
この日は午後から天気が崩れる予報。夏山の計画の中から、コースタイムが短めのルートを選択しました。まず蓼科山に登ってから、北八ヶ岳の森を歩いて亀甲池、双子池と山上の池を巡り、最後は双子山へ。短いながら充実したコースで夏山を堪能しました。
写真はすべてGFX50SⅡ/GF23mmF4 R LM WR・GF35-70mmF4.5-5.6 WRの組み合わせです。
1.大河原峠から蓼科山へ
朝6時、大河原峠を出発。すでに標高は2千mを超えています。気温は20度以下と、東京から来るととても涼しく感じます。平日ということもあってか、駐車場の入りは3台程度でした。
北側には浅間山が見えていました。
北八ヶ岳の森らしい、よい雰囲気です。
目指す蓼科山が見えました。
将軍平にある蓼科山荘に到着。ここで複数のコースが交わります。
ここから蓼科山に向かって、岩がゴロゴロした急登になります。小さな子もがんばって登ってました。
振り返ると、蓼科山荘が小さく見えます。
7時45分、山頂に到着です。北アルプスがよく見えていました。槍ヶ岳と大キレットのおかげですぐ分かりますね。
本当に広い山頂です。山頂からは、美ヶ原と霧ヶ峰、その向こうに北アルプス。そして御嶽山、中央・南アルプスなどなどすべて見えます。
2.蓼科山を降りて天祥寺原と池巡り
絶景を堪能したら、将軍平へ戻って、天祥寺原へ向かいます。涸れ沢を降って行きます。雲が湧いてきた。
降り立った天祥寺原への道は、海外のトレイルのようで(行ったことないけど)、歩きやすく気持ちよかったです。
蓼科山を振り返る。空の青さと雲の白さ、いいですね。夏山感。
天祥寺原から直接大河原峠に戻ることもできます。雲が湧いてきたので迷いましたが、予定どおり双子山方面へ。
亀甲池に到着。水は少ないですが、良い雰囲気でした。しばし休憩。
こちらは双子池の雌池。キャンプ指定地になっています。こんなところに泊まれたらいいですねえ。
3.双子山の稜線を楽しむ
続いて双子山を目指します。笹と針葉樹の森を登りきると、突然視界が開けます。
いきなり草原地帯に出ます。左手には蓼科山と北横岳。このあたりはトンボがたくさん飛んでいました。小さく写っているのはゴミや埃ではなく、全部トンボです。こういうとき、みんな処理するんだろうか。
双子山山頂に続く稜線。ここは本当に気持ちが良いところでした。天気も持ちそうなので、ここでのんびりお昼休憩。
双子山から大河原峠までは、コースタイムで20分ほど。ここならおじいさんになっても来れるかな。
4.YAMAPの記録はこちら
コースの詳細などはこちらをご覧ください。
蓼科山から双子山までのルートは、蓼科山からの絶景はもちろん、美しい北八ヶ岳の森や池、そして双子山の稜線と楽しみが凝縮されている素晴らしいコースでした。体力と時間に余裕があれば、ぜひおすすめします。八ヶ岳は色々な表情があってますます好きになりました。