Little Wing

カメラを持って、山に登ったり街を歩いたりします。

3年ぶりの北アルプス 快晴の燕岳日帰り登山

2022年9月30日、北アルプスの燕岳(つばくろだけ)に登りました。 DSCF1953.jpg

ようやくこの日が来ました。3年ぶりの北アルプス登山です。天候に恵まれて、最高の一日となりました。
先日実家に行った際に、登山好きだった父が遺した山の写真を眺めていたら、美しい燕岳の写真の数々を見つけました。父が「登ってごらん」と言ってくれているような気がして、今回燕岳を選びました。白く美しい山容とそこから眺める名峰の数々。合戦尾根を登り終え、稜線に立ったとき、その絶景に感動しました。
写真はすべてGFX50SⅡ/GF35-70mmF4.5-5.6WRの組み合わせです。

1.合戦尾根を登る

朝5時過ぎに駐車場に到着。平日だからと甘く見ていましたが、なんとか第3駐車場の最後の1台に滑り込みました。危なかった。週の後半に確実に停めるには、前日入りして車中泊するしかなさそうです。
車で朝ごはんを食べ、装備を整えて6時過ぎにスタート。 DSCF1772.jpg

合戦尾根、序盤はひたすら樹林帯を登ります。 DSCF1775.jpg DSCF1778.jpg

第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチとちょうどいいタイミングで休憩スポットが表れます。 DSCF1776.jpg

久しぶりの標高差千メートル超え登山のせいか、どうも飛ばしすぎな気がする。 DSCF1788.jpg DSCF1790.jpg

8時過ぎ、合戦小屋に到着。夏の時期はスイカが有名ですが、すでにシーズンは終わっています。 DSCF1806.jpg DSCF1811.jpg

合戦小屋を過ぎると、木々が低くなってだんだん視界が開けてきます。稜線近くでは紅葉も進んでいました。 DSCF1827.jpg DSCF1816.jpg

槍ヶ岳がばっちり見えました。斜面も少し色づいています。 DSCF1825.jpg

2.稜線に出て燕岳へ

9時少し前、ついに稜線に出ました。途中飛ばしすぎて後半ちょっとバテ気味。でもこの絶景を目にして疲れも吹っ飛びました。ようやくアルプスに戻ってこられた感動のせいか、ちょっと泣きそうになりました。 DSCF1838.jpg DSCF1852.jpg DSCF1843.jpg

最高の稜線を歩いて、まずは燕岳を目指します。 DSCF1849.jpg DSCF1855.jpg DSCF1857.jpg

本当に美しい山ですねえ。 DSCF1864.jpg

9時25分、山頂に到着です。 DSCF1884.jpg DSCF1887.jpg

燕山荘から大天井岳に続く表銀座縦走路、右手には穂高連峰槍ヶ岳DSCF1893.jpg

槍ヶ岳穂高連峰をアップで。自分が登る日は来るのだろうか... DSCF1876.jpg

双六岳から三俣蓮華岳鷲羽岳など名峰の数々。黒部源流の山々や、雲ノ平は死ぬまでに一度歩きたいと思っています。 DSCF1878.jpg

そして北燕岳の向こうには、立山剱岳針ノ木岳後立山連峰の山々。本当に雲一つない快晴でした。 DSCF1897.jpg

3.せっかくなので、北燕岳へ

せっかくなので、北燕岳に行くことにしました。 DSCF1906.jpg

到着。燕岳から15分もあれば歩けます。 DSCF1930.jpg

北燕岳から眺める燕岳は、また違った印象です。 DSCF1910.jpg

立山剱岳がより近く感じます。右手の針ノ木岳もかっこいい。 DSCF1928.jpg

東側は八ヶ岳南アルプスのシルエット。うっすら富士山も見えていました。他にも北信越の山々が360度丸見え。登りたい山がたくさんありすぎます。 DSCF1919.jpg

こんな絶景を独り占めしながら、北燕岳でお昼休憩。幸せでした。後からご夫婦が来たくらいで、こちらは本当に人が少ない。北燕岳、おすすめです。

4.燕山荘へ戻って下山

日帰りで帰るのは名残惜しいですが、来た道を戻って下山します。 DSCF1933.jpg DSCF1946.jpg

燕山荘で奥さんへのお土産に手拭いを購入しました。 DSCF1950.jpg

この景色も見納め。 DSCF1955.jpg

またおいで、と言ってくれてる気がする。 DSCF1959.jpg

合戦尾根を降ります。 DSCF1971.jpg DSCF1974.jpg DSCF1976.jpg

13時30分、下山完了です。 DSCF1983.jpg

3年ぶりの北アルプス登山、最高の天気に恵まれて、絶景に大きな感動を味わうことができました。山はそろそろ紅葉の季節です。次はどこに行こうかな。

5.YAMAPの記録はこちら

コースの詳細などはこちらをご覧ください。

yamap.com