2023年2月25日、川崎市の北部(西部?)、生田緑地にある日本民家園を歩いてきました。
日本民家園は、川崎市が運営する主に東日本の古民家を集めた野外博物館で、小田急線の向ヶ丘遊園駅から歩いて15分ほどの生田緑地にあります。この日は午後から近辺で用事があったので、その前に久しぶりに日本民家園に立ち寄りました。
機材はGFX50SIIにGF35-70mmF4.5-5.6WRの組み合わせです。
いくつかの古民家では、ボランティアの方が囲炉裏に火を入れてくれていました。
こちらの重厚な茅葺の屋根は、風避けのために低く作られているそう。
正面だけではなく、建物の横や裏にも回れます。壁と柱の風合いが良いですね。
こちらは1687年築で、建築年が判明している民家としては日本で二番目に古いそう。現在の秦野市堀山下(丹沢の大倉登山口のあたり)にあったもの。
囲炉裏端で、ボランティアのおじさまが飾られているダルマや神棚のいわれ、なぜ建築年が判明したか、といった話を熱心に教えてくれました。
それにしても、週末だというのに人が少なくて、撮影が捗ります。運営は大丈夫だろうか...
日本民家園はなかなか楽しいところです。規模や展示の多様さでは江戸東京たてもの園に到底かないませんが、アクセスはこちらの方が良いので、これから暖かくなる季節、お散歩がてら歩くのにおすすめです。生田緑地には他にもプラネタリウムや岡本太郎美術館、藤子・F・不二雄ミュージアム、枡形城址など見どころがたくさんあって、もう少し知られてもよいのでは、と思います。