Little Wing

カメラを持って、山に登ったり街を歩いたりします。

川崎市・生田緑地の日本民家園を歩く

2023年2月25日、川崎市の北部(西部?)、生田緑地にある日本民家園を歩いてきました。 DSCF3531.jpg

日本民家園は、川崎市が運営する主に東日本の古民家を集めた野外博物館で、小田急線の向ヶ丘遊園駅から歩いて15分ほどの生田緑地にあります。この日は午後から近辺で用事があったので、その前に久しぶりに日本民家園に立ち寄りました。
機材はGFX50SIIにGF35-70mmF4.5-5.6WRの組み合わせです。 DSCF3497.jpg DSCF3506.jpg

合掌造の古民家もあって、見応えがあります。 DSCF3579.jpg DSCF3540.jpg

いくつかの古民家では、ボランティアの方が囲炉裏に火を入れてくれていました。 DSCF3559.jpg

こちらの重厚な茅葺の屋根は、風避けのために低く作られているそう。 DSCF3582.jpg

正面だけではなく、建物の横や裏にも回れます。壁と柱の風合いが良いですね。 DSCF3597.jpg

こちらは1687年築で、建築年が判明している民家としては日本で二番目に古いそう。現在の秦野市堀山下(丹沢の大倉登山口のあたり)にあったもの。 DSCF3635.jpg DSCF3629.jpg

古民家の中は薄暗いので、ISOを上げざるを得ません。 DSCF3607.jpg DSCF3625.jpg

囲炉裏端で、ボランティアのおじさまが飾られているダルマや神棚のいわれ、なぜ建築年が判明したか、といった話を熱心に教えてくれました。 DSCF3608.jpg

それにしても、週末だというのに人が少なくて、撮影が捗ります。運営は大丈夫だろうか... DSCF3653.jpg DSCF3672.jpg

民家園を出たあと、生田緑地を少しだけ散歩しました。 DSCF3684.jpg DSCF3675.jpg DSCF3690.jpg

日本民家園はなかなか楽しいところです。規模や展示の多様さでは江戸東京たてもの園に到底かないませんが、アクセスはこちらの方が良いので、これから暖かくなる季節、お散歩がてら歩くのにおすすめです。生田緑地には他にもプラネタリウム岡本太郎美術館藤子・F・不二雄ミュージアム枡形城址など見どころがたくさんあって、もう少し知られてもよいのでは、と思います。