このたび、FUJIFILMのXF90mmF2 R LM WRを購入し、近所を歩いてきました。
登山では主にXF16-55mmF2.8を使っており、昨年からサブとしてXF60mm F2.4 R Macroを導入しました。導入前は花や苔など、山で寄って撮るための使い方を想定していましたが、中望遠的な描写も素晴らしく、とても気に入っています。
しかし、55mmと60mmだと画角がやや近く、遠くの山並みなど「もっと寄って切り取れたらな」と感じることがありました。一方で、マクロレンズとしての使い方も楽しいことは楽しいのですが、撮影の機会はそこまで多くはなく、花なんかはXF16-55mmで開放で寄ればきれいに撮れるよね、と思うことも。
そんななかで、いろいろな方のブログを拝見していると、XF90mmF2で撮られた写真がどれもすばらしいのです(腕前の差もありますけど)。それから、フォトヨドバシのレビューを何度も見たり。
なぜか3万円キャッシュバックになっているXF10-24mmにも心動かされましたが、私にはXF16-55mmF2.8があるし。XF90mmは街でも使えるし、山で使ったら楽しそう。それに防塵・防滴・耐低温-10度と山でも安心して使えるし。と前向きに?悩んだ末、購入に踏み切りました。
サイズ感はこんな感じ。左から、XF16-55mmF2.8、XF90mmF2 、XF60mmF2.4です。所有するレンズの中では大きめですが、XF16-55mmF2.8に慣れているので問題ありません。(物撮りがいまいちすぎですみません。)
さっそくX-H1に付けて、近所を歩きます。それにしても、前日の天気予報を見てこの日の登山を諦めたのに、この快晴は一体なんなの。
90mm(35mm版換算137mm)という画角は今までにほとんど経験がありませんが、「このあたりを切り取れるかな」と思ってファインダーを覗くと違和感を感じません。
このネコさんが、写真を撮ったら「にゃあ」と寄ってきてくれました。撮らせてもらったお礼に、たくさんなでなで。このレンズで撮る最初のポートレートが奥様ではなくネコになってしまった瞬間。
ずっと欲しかったFUJIFILM XF90mmF2 R LM WRは、噂に違わぬ描写で、こんな散歩でもうきうきしました。早く山で使ってみたいですが、カメラの組み合わせが悩ましい。当面はX-H1にXF16-55mmF2.8、X-E3にXF90mmF2で、XF60mmF2.4は持ち歩き、でしょうか。こうやって色々考えるのも楽しいものです。