Little Wing

カメラを持って、山に登ったり街を歩いたりします。

SIGMA fp で撮る秋の高尾山/SIGMA fp・SIGMA 45mm F2.8 DG DNを導入しました

この度、SIGMA fp/SIGMA 45mm F2.8 DG DNを導入し、さっそく高尾山で試してきました。 SDIM0407.jpg

Xではちらちらと写真をあげていますが、FUJIFILM X-E4に換えてSIGMA fpとキットレンズのSIGMA 45mm F2.8 DG DNを導入しました。前回の記事ではGFXで撮った高尾山をご覧いただきましたが、この日はGFX50SIIとSIGMA fpの2台体制でした。その時にSIGMA fpで撮った写真をまとめてみます。 SDIM0367.jpg

SIGMA fp/45mm F2.8 DG DNの外観や仕様などの製品レビューは、ネット上にすばらしい記事がたくさんありますので、いつものようにそちらにお任せするとして、作例を挙げていきます。 SDIM0377.jpg

写真はすべてDNGをLightroomでカメラプロファイルを当てつつ現像したものです。当初は撮って出しで載せてみようか、とも考えていましたが、今回カラーモード(フジフイルムでいうフィルムシミュレーション)を設定しながらJPEGで撮った写真が、どうも色味が強く出過ぎていて。これはもちろんカメラのせいではなく、私がまだまだ使いこなせていないことによるものです。もっと使い込んでいきたいと思います。 SDIM0394.jpg

SIGMA fpを導入した主な目的は、X-E4に代わる新たなお散歩カメラとして使うことです。この小ささは想定していたとおり。そして期待以上だったのが、プロダクトとしてのデザイン性、質感の高さでした。 SDIM0434.jpg

キットレンズの45mm F2.8 DG DNもすばらしいです。Iシリーズに位置付けられるこのレンズ、描写はもちろんですが、製品としての質の高さを感じます。Iシリーズは、SIGMA公式サイトでは「道具としての品質、扱う中で感じる感触、そして所有すること自体の喜びに至るまで熟考し、形にした」とされています。 SDIM0444.jpg

この道具としての満足感の高さのお陰もあってか、SIGMA fpは写真を撮っていてとても楽しく、さらに新しいカメラを導入した嬉しさも相まって、お散歩に行く機会が増えました。 SDIM0457.jpg

ファインダーがなくて、背面のLCDを見ながら撮るところは、私とFUJIFILMとの出会い、かつて使っていたX-M1を思い出しますね。 SDIM0465.jpg

それにしてもこの小ささ、軽さでこの写り。すばらしいです。「ここまで撮れるのだったら、本格的な登山でもこれだけ持っていけば十分きれいな写真が撮れるんじゃ...」とふと魔が差します?が、メインはもちろんGFXです。 SDIM0475.jpg

登山の際にはサブカメラとして持ち出そうか、と思案中です。そうすると、GFXでは持っていない中望遠の85mm F1.4 DG DN | Artや90mm F2.8 DG DN | Contemporaryが欲しくなったり。 ただ、登山でカメラを2台持つと、どうしても撮影枚数が増えて立ち止まる時間が長くなり、コースタイムをますます巻く必要が出てくる点がネックです。 SDIM0519.jpg

そしてさらに危険なのが、GFレンズの価格を見慣れていると、SIGMAのレンズがとても安く感じてしまうという魔法!です。いろいろなレビューやブログ記事を見ながら、マップカメラの価格をチェックして「Artレンズでもこのお値段なの?ちょっとちょっと...」などとつぶやく日々。 SDIM0548.jpg

あとはGFXとSIGMA fpとの使い分けをどうするか、ですね。GFX/純正レンズの圧倒的な描写はすばらしく、そのためにGFXを手に入れたわけなので、当分はこれをメインにしていきます。また、GFX/オールドレンズの組み合わせも楽しくて、いろいろなレンズも使ってみたいですし、こちらも続けていきます。
SIGMA fpで、GFXとは違ったイメージをどう表現していくのか。思案しながら使い込んでいきたいと思います。 SDIM0586.jpg

なんだかんだ言ってますが、「SIGMA fp 楽しい!買ってよかった!」と思っています。次回は街で撮ったSIGMA fp の写真をご紹介します。 SDIM0600.jpg