2020年10月3日、八ヶ岳の南の端、西岳と編笠山を歩いてきました。半年ぶりの都外への遠征登山、秋の訪れを感じながら楽しむことができました。
これまで都外への登山を控えてきましたが、いよいよ再開です。高尾以外の山に登るのは半年ぶりなので、リハビリを兼ね、南八ヶ岳の中でも比較的軽めなルートを選びました。
カメラはX-H1/XF16-55mmF2.8とX-E3/XF90mmF2です。
1.富士見高原から西岳へ
朝6時、富士見高原を出発です。ゴルフ場手前に登山者用駐車場を開放してくれています。
早朝のシダの森。すでに八ヶ岳の香りがする気がします。ああうれしい。
そしてこの針葉樹の森。香りが懐かしいです。山に戻ってこられた喜びを感じます。
しばらく登ると視界が開けます。編笠山の横に富士山、そして南アルプスの大展望です。
8時30分、西岳に到着しました。権現岳の勇姿です。まだ青空も見えていましたが、この後高い雲に覆われました。
2.青年小屋から編笠山へ
源治新道を通って青年小屋に向かいます。歩きやすくて素晴らしい道です。
9時20分、青年小屋に到着です。編笠山名物のごろごろの岩が見えています。
しばらく登って振り返ったところ。向こうには権現岳。
3.編笠山で眺望を楽しむ
10時前、山頂に到着です。この日は雲は多かったものの、高曇りで周囲の山々はよく見えました。八ヶ岳の山並み。権現岳、赤岳、横岳、阿弥陀岳。
富士山と南アルプス。山座同定が苦手ですが、左から鳳凰三山、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳であってますか。
南アルプスと、雲に飲み込まれる山。このあたりはXF90mmで撮っています。
景色を楽しんだら下山にかかります。こちらも大きな岩がゴロゴロ。目印に沿って降ります。
樹林帯に入ると、指導標がたくさんで迷うことはありません。古くから歩かれている歴史を感じます。
石小屋を過ぎるとゴールまでもう少し。13時前、下山完了です。
これまで自粛期間中も週末に近所の里山を走ったり、高尾に登ったりとしたおかげか、体力的には問題なく歩けました。しかし、ペース配分がうまくいかず、ややオーバーペースに。余力があれば権現岳にも登ろうと思っていましたが、西岳で疲れを感じたので、今回は断念しました。そのあたりの勘を取り戻しつつ、秋山を楽しんでいきたいと思います。