Little Wing

カメラを持って、山に登ったり街を歩いたりします。

秋の始まりの南八ヶ岳 西岳〜編笠山を歩く

2020年10月3日、八ヶ岳の南の端、西岳と編笠山を歩いてきました。半年ぶりの都外への遠征登山、秋の訪れを感じながら楽しむことができました。 DSCF8430.jpg

これまで都外への登山を控えてきましたが、いよいよ再開です。高尾以外の山に登るのは半年ぶりなので、リハビリを兼ね、南八ヶ岳の中でも比較的軽めなルートを選びました。
カメラはX-H1/XF16-55mmF2.8とX-E3/XF90mmF2です。

1.富士見高原から西岳へ

朝6時、富士見高原を出発です。ゴルフ場手前に登山者用駐車場を開放してくれています。 DSCF6963.jpg

早朝のシダの森。すでに八ヶ岳の香りがする気がします。ああうれしい。 DSCF8410.jpg DSCF8418.jpg

しばらくすると、日が差してきました。 DSCF6977.jpg DSCF8427.jpg DSCF6990.jpg

中腹の秋の風景。カラマツが金色に輝いていました。 DSCF8430.jpg

しばらくは地味な樹林帯ですが、苔を撮ったりして楽しみます。 DSCF8443.jpg

そしてこの針葉樹の森。香りが懐かしいです。山に戻ってこられた喜びを感じます。 DSCF6994.jpg DSCF7006.jpg

しばらく登ると視界が開けます。編笠山の横に富士山、そして南アルプスの大展望です。 DSCF7022.jpg DSCF8458.jpg

8時30分、西岳に到着しました。権現岳の勇姿です。まだ青空も見えていましたが、この後高い雲に覆われました。 DSCF8469.jpg DSCF7040.jpg

2.青年小屋から編笠山

源治新道を通って青年小屋に向かいます。歩きやすくて素晴らしい道です。 DSCF8495.jpg DSCF8499.jpg

苔と針葉樹。山に住むならこんなところがいいな。 DSCF8506.jpg DSCF8503.jpg

9時20分、青年小屋に到着です。編笠山名物のごろごろの岩が見えています。 DSCF7066.jpg

しばらく登って振り返ったところ。向こうには権現岳DSCF7071.jpg

狭い登山道を登っていくと、間もなく山頂です。 DSCF7077.jpg

3.編笠山で眺望を楽しむ

10時前、山頂に到着です。この日は雲は多かったものの、高曇りで周囲の山々はよく見えました。八ヶ岳の山並み。権現岳、赤岳、横岳、阿弥陀岳DSCF7078.jpg DSCF7103.jpg

富士山と南アルプス。山座同定が苦手ですが、左から鳳凰三山北岳甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳であってますか。 DSCF7110.jpg DSCF7118.jpg

南アルプスと、雲に飲み込まれる山。このあたりはXF90mmで撮っています。 DSCF8512.jpg DSCF8522.jpg

景色を楽しんだら下山にかかります。こちらも大きな岩がゴロゴロ。目印に沿って降ります。 DSCF7133.jpg

樹林帯に入ると、指導標がたくさんで迷うことはありません。古くから歩かれている歴史を感じます。 DSCF7136.jpg DSCF8539.jpg DSCF8546.jpg

やや暗い樹林帯ですが、歩きやすい道が続きます。 DSCF7144.jpg DSCF8538.jpg DSCF8560.jpg

石小屋を過ぎるとゴールまでもう少し。13時前、下山完了です。 DSCF7154.jpg DSCF8580.jpg

これまで自粛期間中も週末に近所の里山を走ったり、高尾に登ったりとしたおかげか、体力的には問題なく歩けました。しかし、ペース配分がうまくいかず、ややオーバーペースに。余力があれば権現岳にも登ろうと思っていましたが、西岳で疲れを感じたので、今回は断念しました。そのあたりの勘を取り戻しつつ、秋山を楽しんでいきたいと思います。